無理な調整は禁物です

みなさんこんにちは。リールメンテナンスドットコム 代表の内田です。

最近、ご自身で調整されたり、他業者様で調整された後の不具合が頻発しており、ご注意いただきたいのでブログ掲載をさせていただきます。

シマノのステラ等で、最近の機種は曲げワッシャーを採用していいるものが結構あります。

18ステラを例にご説明いたします。

図面はシマノさん公式ページより画像を拝借いたしました。

18ステラC2000SHGです。

 

ピニオンギアの下No.0061と

ウォームシャフトの後ろNO.0098に

曲げワッシャーが採用されているのが純正状態です。

注釈でもある通り、座金は図面通りではないことは多々あるのですが、この2箇所はもれなく入っています。

また、大変重要な役割を果たしています。

 

曲げワッシャーを採用している意味を理解していれば誰でもわかることなのですが、

振動防止をしつつ、スプリングのような機能があるため、絶妙なクリアランスをキープできます。

最近、この曲げワッシャーを取り外して、シムを詰め込み遊びを詰める一般のお客様、

そして他業者様がおられるようで、回転が重い等の症状で弊社へお持ち込みになられることが増えてまいりました。

 

交換する理由として、

・曲げワッシャーが悪さをしてザラザラしたフィーリングを起こしている

・スプリングだから押す力があり重くなる

・普通のシム調整をした方がきっちり詰めることができる

などが理由のようですが、考えが完全に間違っています。

 

細かいところが多く全てを語ることは時間と文章的に難しいですが、

曲げワッシャーは外さないでください

というのが弊社の考え、結論です。

 

曲げワッシャーを外してザラ感は消えましたか?

ワッシャーを詰めてきっちり遊ばないようになった反面、回転が重くなってませんか?

重くならないまでシムを抜いたら、クリアランスがスカスカして来ませんか?

 

改造を考えた着眼点やアイデアは良いかと思いますが、組み込んでの検証が甘すぎると思います。

また、机上だけの検証で、実証ができていない改造はお金をとって施工するのはいかがなものかと。。。。。

曲げワッシャーを一度戻して、他の原因を精査すると、感じておられる不具合の原因が見えてくるはずです。

 

ちょっと辛口になりましたが、

結局困るのはお金を出して整備したお客様、ブログの情報だけ取り込んで自身で意味のない改造をおこなったお客様自身です。

気をつけましょうね。。。。。。

 

リールメンテナンスドットコム 

代表 内田雅和

 

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