シマノのマイクロモジュールギヤの音について

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

シマノのマイクロモジュールギヤ搭載の機種について、「異音がする」というご意見が多いので、ご紹介させていただきます。

 

 

 

新型になったアンタレスに始まり、現在のシマノのベイトリール、スピニングリール共に多数搭載されている、マイクロモジュールギヤ

「新品なのに異音がするんですよ」というご意見をたまに頂戴することがあります。

ほんとんどが、異音ではないギヤの音をご指摘されている場合が多いです。

「モーターのような音」

「ウィンウィンという音」

このような音はマイクロモジュールギヤの特性なので、不具合ではなく正常です。

早いリトリーブや、オシアジガーなどでしゃくる動作をするとこの音が出やすい傾向にあります。

また、経年でメインギヤのグリスが薄くなって来たときに音を拾いやすい傾向にもあるようです。

同じ機種で、個体差で音の大小があったり、機種によって音の大小もあるようです。

 

上記写真のメタニウムMgLは、ベアリング不良もありましたが、オーバーホールのグリスアップ後、ギヤノイズは大変静かになりました。

 

ご注意いただきたいのが、経年が経っていないから不具合ではなく、この音は正常なんだと勘違いをされないことです。

結構弊社サイトで、「これは正常ですよ」と書いているので、何でもかんでもある程度は音が出ると勘違いなさっているユーザーさんもいらっしゃって、

先日もお預かりしたら、ギヤや正常のノイズではなく、明らかに不具合があったという事例もありました。

 

なかなか判断がつきにくいとは思いますが、現行モデルであれば、釣具屋さん店頭で同じリールを触らせてもらって確かめることが一番正確です。

弊社もお電話やメールでのご相談なので、お客様のリールの状況を事前に確実に把握することができません。

弊社の引き出しからあらゆる不具合や不具合でない「パターン」がありますので、ご紹介して照らし合わせて予測を立てるだけです。

最終的には「お預かりしてみないとわからない」のが現実ですが、少しでも事前の判断材料になればとご紹介をさせていただいております。

 

リールメンテナンスドットコム 内田雅和