月: 2017年10月
みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。
既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、弊社ではスタジオオーシャンマーク様のピットインサービスのお手伝いをさせていただいております。
ブルーヘブン、オーシャングリップ、スプールのオーバーホールをさせていただいております。
これらの製品についてはお仕事の関係上、弊社へ直接お問い合わせいただいても、作業を受付できません。
スタジオオーシャンマーク製品のアフターサービスお申し込みは、こちらで確認ができます。
以前は、ショップさん経由などでアフターサービスの受付を行なっていたのですが、
ブルーヘブンの一部機種及び諸条件対応に限り、定額料金で、直接発送で受付可能な新しいサービスがスタートしました。
詳しくは、ブルーヘブンOHシャトルサービスをご覧ください。
小さな中古釣具店のサービスの一部で始めた弊社でしたが、一般のお客様からのご依頼はもちろん、近年、弊社の整備技術を認めていただけるようになり、国内のカスタムメーカーのアフターサービスや、海外リールの販売代理店のアフターサービスを任せていただけるまでに成長いたしました。
スタジオオーシャンマークさんとの提携作業もそのうちの一つです。
全てのジャンルのリールをお任せいただけますが、特にオフショアで使うリールや、レバードラグのリールの知識は、他社さんにはないものがあると自負しております。
オーバーホールご依頼の検討材料の一つとしてお考えいただけますと幸いです。
リールメンテナンスドットコム 内田
みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。
・自分でも出来るはずだからちょっとオーバーホールにも挑戦してみよう。
・メーカーや業者に出すなんてもったいないから、自分でオーバーホールしてみよう。
・機械いじりは得意だから、リールだって問題ない!
という感じで、リールのオーバーホール作業に挑戦されるチャレンジャーはたくさんいらっしゃるようで。。。。。。
毎月、5〜6台は、バラバラのままのリールが送られてきます!
分解した時の写真を撮り忘れて申し訳ないのですが、今回上の写真 01ステラSW4000PGは、組み込まれてひとまず可動する状態で送られてきました。
今回のユーザーさんは、ある程度は知識をお持ちのようで、「分解とオーバーホールは出来たんだけど、組み込む時どうやらシムの位置や部品の向きがあっていないのか、オシレートするとノイズが出るんです。」とのこと。
厄介なのは、01ステラSWシリーズは、メーカーの部品生産終了機種であることです。
ただの組み込みミスで済めばいいのですが、オシレートギヤやオシレートピンが磨耗していたり、ユーザーさんのミスで必要な部品を無くしておられるかもしれません。
作業前に、ユーザーさんに、最悪の場合は修復できないかもしれない、検査費用は頂戴する旨ご了承いただき、作業を進めました。
結果、ピニオンギヤとベアリングを抑えるプレートのはめ込み位置のミス、オシレートギヤ付近のシム調整ミス、ピニオンギヤへの余分なシムはめ込み、などが原因で今回の不具合が起きていたようで、組み直しでバッチリ不具合は修復できました!
不具合箇所が修復できましたので、他に悪かったベアリングも交換し、お預かり前より格段にフィーリングがよくなり、ユーザーさんのご心配の不具合も解消できました!
リールメンテナンスドットコムでは、メーカーの生産終了という理由でオーバーホールを受け付けてもらえないリールの作業も、「条件付き」ではありますが、作業可能です。
こちらをご参照いただき、ご不明な部分は事前に必ずお問い合わせをお願いいたします。
リールメンテナンスドットコム 内田