穴があるからといって注油しちゃダメですよ。

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

最近レバーブレーキリールのご依頼が多くなってきました。季節もあるのでしょう。
中古ショップ時代からの印象なのですが、スピニングのローター部分から注油をされるユーザーさんが多いように思います。

特にレバーブレーキリールは、10台に6台くらいはそうなってます。

 

ここですここ!(ぼやけてますが、ドライバーが指し示している穴)

 

 

穴があるからといって、注油してはいけません。この穴は、右側にあるネジを差し込む穴の予備です。ローターナットの位置によって、どちらかの穴を使ってネジを入れます。

通常のスピニングリールでは、この下にワンウェイクラッチという逆転正転を切り替える装置がありますし、

レバーブレーキリールでは、この下に思いっきりブレーキ機構が入っています。

細やかに注油すればするほど、逆転したり、ブレーキが効かなくなる原因となります!

ここへは絶対に注油しないでください。

 

メーカーは違いますが、同じくローターの穴に注油しすぎてすごいことになっている実例です。

 

 

これはまた極端な例ですが、この部分だけではなく、ボディ内部にブシューとグリススプレーを吹いてあるリールもよく見かけますが、

グリスの継ぎ足し、過多な注油は、リールの機能を損ねます。

継ぎ足していいのは、秘伝のタレだけです(笑

グリススプレーのお話は別の機会にじっくりお話ししますが、通常のセルフメンテナンスでは、私はグリスは必要ないとご提案しています。

ベアリングへの注油で十分です。正確には、グリスは脱脂洗浄して適材適量塗り直さないと、パファオーマンスを発揮できませんので!

だからこそ、「定期的なオーバーホール」が必要になってくるのです。

 

 

リールメンテナンスドットコム 内田