ベイトリールのライン巻き取りの「かたより」について

 

 

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

 

レベルワインドの付いているベイトリールで、「ラインの巻き取りが片方にかたよってしまうんですよ」というご相談を頂戴することがあります。

リールの機能に問題がある場合もありますが、そのほとんどが他の原因であることが多いので、ご紹介いたします。お問い合わせの前の検証材料にしてみられてください。

 

・新しくラインを入れる時にきちんと入っていない

ご自宅で新品ラインをご自分で入れられるユーザーさんに多い事例です。ライン巻き取り機やセッティングで、リールのセンターとラインスプールのセンターがあっていなかったり、巻き取る時にメカニカルブレーキがゆるゆるで片方に片寄ったりといったことが原因で、片寄りが生じてしまうケースです。

セッティングをしっかりして、途中途中で形を確認しながら巻いていけば防げます。

 

・下巻きをしている

きちんと下巻きをして入れば良いのですが、下巻きの長さが必要だから結構乱暴に巻いて、下巻きの時点で片寄っているなんてことも結構見ます。

また、下巻きのラインと本線ラインの太さが違いすぎて、下巻きのラインの束の間に入り込んで巻き取りがガタガタになってしまうということもたまに見かけます。

下巻きとはいえ丁寧に巻きましょう!あと本線ラインとのバランスも必要です。

 

・新品時はちゃんと巻けていたが、釣りに行ったら片寄った

これも結構多いですね。時にオフショア、沖釣りで使う場合の方が多いかな。。。

ラインを早く落とすために、メカニカルがゆるい場合が多いですよね。なので、先ほどと同じ理由で、メカニカルがゆるゆるで、スプール位置が左右に動き、片寄ってしまうということがあるようです。また、メカニカルはしまっていても、回収時に竿が曲がって船との角度もついて、ラインが片寄った状態で巻かれてしまう場合もあります。

いずれの場合も、大きな片寄りではなく、釣りから帰って、「あれ?」と思ってご相談いただくことが多いです。一度巻き直すか、釣りの時にある程度のテンションで偏らないように巻きとれば解消可能です。

 

・明らかに半分から片方だけに寄っている、一部分だけ厚く寄っている

これは完全にリールの不具合ですね。レベルワインドが動かなかったり、途中で止まったり、端っこだけで少し止まって、ある程度で動いたりなどなど。。。

ただ、この場合は動きでわかるので、ほとんどのユーザーさんが「レベルワインドがおかしいです」とご相談されます。さすがにわかりますよね(笑

 

今回の件だけではなく、トラブルや不具合の原因を全てリールのせいにしないで、一度冷静に状況を把握、判断して見られてください!

ちょっとした時の洞察力、観察力は、きっと実釣にも役立つはず!

 

 

リールメンテナンスドットコム 内田雅和