ローラークラッチ=ワンウェイクラッチ が無い時代

みなさんこんにちは。リールメンテナンスドットコム の内田です。

冬場のお申し込みが集中し納期が遅くなっております。皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、何卒ご了承くださいませ。

 

ブログアップするより、作業を!ということでガンガン作業進めさせていただいておりますが、気になるリールのご依頼がありましたので少しご紹介を。

リョービ メタロイヤルVS3000ZM

今はなき、リョービのスピニングリールです。

個人的にフィッシングサファリマニアなので、リョービのリールはついつい気になります。

ローラークラッチ、ワンェイクラッチなどと呼ばれる、いわゆるアンチリバースのためのローラーベアリングがまだ採用されていない仕様のスピニングリールです。

 

ハンドルを回して、ローターの逆転ストップが、ストッパー機能で構成されています。

ペンのスピンフィッシャーなんかが同じ構造です。

ハンドル回した後に少しだけ戻る感じで、ストッパーがローターの内側に当たって「カコーン」って音がします。

普通にリトリーブするだけならあまり分からない。しゃくったり、ストップアンドゴーのような動作では、むむっと戻ってカコンと音がします。

 

そして、リョービのスピニングはシャフト上下(スプール上下)の動作は、オシレートギヤ仕様

ダイワ製品のほとんどが同じ方式ですね。

シマノはベイトリールのウォームシャフトを縦に向けたウォームシャフトで同じ動作をする仕様です。

一部バイオマスターにはオシレートギヤの方式のものもあります。

ちなみに、写真の状態ではこの後ドライブギヤは入りません。撮影のために組んだ状態です(笑

 

こんな内容の一歩踏み込んだこととか、いろいろなリールの特徴、いろいろな情報提供、技術的な質問受付を可能とする

会員サイト

を今年中には立ち上げ予定です!

納期があまりにも長くお待たせしてしまうので、ラインローラー のベアリング交換くらいは、弊社の会員になっていただかればご自分でできるようになる、という感じで考えてます。会員になっていただいたユーザーさんにはリールのセルフメンテや簡単な作業等のスキルアップにつなげていただき、弊社からのご提案や作業時の不具合のご相談時に、お互いにレベルアップしたお話ができれば、道具に対する皆様の理解度もアップできるのではと考えてます!

お楽しみに!!!

 

 

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